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データの多次元配列化
多次元配列を使って、データを表現する2通りの方法があります。
たとえば、RGBイメージを考えます。単一のイメージに対して、多次元配列は、データを保存しアクセスするためのおそらく最も簡単な方法です。
イメージの面全体にアクセスするためには、つぎの式を使います。
red_plane = RGB(:,:,1);
subimage = RGB(20:40,50:85,:);
RGBイメージは、表示やフィルタリングのような操作に対して面内でアクセスされる必要があるデータの良い例です。しかし、他の場合ではデータ自身が多次元であるかもしれません。たとえば、室内の等間隔点で観測された温度について考えます。ここで、各値の位置はデータ集合の整数部分です。各要素の3次元での物理的な位置は方向を表す情報です。このようなデータは、多次元配列として表現できます。
mean(mean(mean(TEMP)));
各ページのroom要素(2,2)の中間値のベクトルを得るために、つぎの式を使います。
B = TEMP(2,2,:);
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