外部インタフェース/API | ![]() ![]() |
プラットフォームに対応するシリアルポートの情報
WindowsおよびUNIXプラットフォームに対するシリアルポートの情報を見つける方法を以下に示します。
注意 オペレーティングシステムは、すべてのシリアルポートの設定に対するデフォルト値を提供します。しかし、これらの設定は、MATLABコードにより上書きされるため、シリアルポートアプリケーションへの影響はありません。 |
Windowsプラットフォーム
Windowsコントロールパネルを使ってシリアルポートの情報に簡単にアクセスすることができます。スタートボタン(スタート -> 設定 -> コントロールパネル)を使ってコントロールパネルを呼び出すことができます。
Windows NTでは、コントロールパネル内のポートアイコンを選択してシリアルポートにアクセスします。結果のポートダイアログボックスは、以下のようになります。
COM1で可能な設定について情報を得るには、ポートリストボックスでこのポートを選択してから設定を選択します。
コントロールパネルから利用可能な System Propertiesダイアログボックスを使って、Windows 95, Windows 98, Windows 2000オペレーティングシステムに対するシリアルポートの情報にアクセスすることができます。
UNIXプラットフォーム
UNIXプラットフォームのシリアルポートの情報を得るためには、シリアルポート名を知る必要があります。これらの名前は、オペレーティングシステムにより異なります。
Linuxでは、シリアルポートデバイスは通常ttyS0
, ttyS1
等です。setserial
コマンドを使ってシリアルポートの情報を表示あるいは設定することができます。たとえば、どのポートが利用可能かを表示するには、
setserial -bg /dev/ttyS* /dev/ttyS0 at 0x03f8 (irq = 4) is a 16550A /dev/ttyS1 at 0x02f8 (irq = 3) is a 16550A
setserial -ag /dev/ttyS0 /dev/ttyS0, Line 0, UART: 16550A, Port: 0x03f8, IRQ: 4 Baud_base: 115200, close_delay: 50, divisor: 0 closing_wait: 3000, closing_wait2: infinte Flags: spd_normal skip_test session_lockout
サポートされているすべてのUNIXプラットフォームに対して、stty
コマンドを使ってシリアルポートの情報を表示あるいは設定することができます。たとえば、 ttyS0
に対するシリアルポートプロパティを表示するには
stty -a < /dev/ttyS0
stty speed 4800 < /dev/ttyS0 > /dev/ttyS0
![]() | シリアルデータフォーマット | 参考文献 | ![]() |