外部インタフェース/API    

URLdemoの説明

URLdemoで行われる主な作業は、以下の通りです。

1. URLオブジェクトの作成

例題は、最初にjava.net.URLについてコンストラクタを呼び出し、結果のオブジェクトを変数urlに割り当てます。URLコンストラクタは、アクセスされるURL名を文字列引数として1つもちます。コンストラクタは、入力URLが有効な形式かどうかをチェックします。

2. URLへの接続のオープン

例題の2番目のステートメントは、URLオブジェクトurlについてメソッドopenStreamを呼び出し、オブジェクトで指定されたwebサイトとの接続を確立します。メソッドは、サイトからのバイトの読み込み用にInputStreamオブジェクトを変数isに出力します。

3. バッファされたストリームリーダの設定

つぎの2行は、キャラクタに対してバッファされたストリームリーダを作成します。java.io.InputStreamReaderコンストラクタは、入力ストリームisによって呼び出され、キャラクタの読み込みが可能なオブジェクトである変数isrに出力します。その後、jjava.io.BufferedReaderコンストラクタは、isrにより呼び出され、BufferedReaderオブジェクトを変数brに出力します。バッファされたリーダは、キャラクタ、配列、行の効果的な読み込みのために提供されています。

4. テキスト行の読み込みと表示

最後のステートメントは、サイトからテキストの最初の10行を読み込み、表示します。10回繰り返すMATLABの forステートメント内部では、BufferedReaderメソッドreadLineはサイトから(returnまたは改行キャラクタによって終了する)テキスト行を読み込みます。MATLABで出力を表示するには、ステートメントの終端にセミコロンを使わずに変数sに割り当てます。


 例題 - URLの読み込み 例題の実行