外部インタフェース/API    

オープンされているMATLABの利用

/Automationコマンドライン引数によってMATLABを起動することにより、MATLABエンジンプログラムは既にオープンされているMATLABを利用できます。これにより、engOpenの呼び出しは既に起動されているMATLABのセッションに接続されます。しかし、すべての engOpenの呼び出しがMATLABセッションに接続されても、1つの呼び出しに対してのみ機能します。2つのMATLABセッションに対して行いたい場合は、それら両方が接続されます。

/Automation引数は、コマンドウィンドウを最小化します。マニュアルでオープンしなければなりません。

たとえば、

  1. MATLABをシャットダウンします。
  2. ウィンドウのメニューバーのスタートボタンからファイル名を指定して実行をクリックします。
  3. Openフィールドでつぎのようにタイプします。

    ここで、d:\matlab\bin\win32は、MATLABの実行ファイルのパスを表わします。

  1. OKをクリックするとMATLABが起動されます。
  2. MATLABで、ディレクトリを$MATLAB/extern/examples/eng_matに変更します。$MATLABは、MATLABのルートディレクトリです。
  3. 例題engwindemo.cをコンパイルします。
  4. MATLABプロンプトでつぎのようにタイプして、engwindemoプログラムを実行します。

    これは、他のMATLABプロセスを起動せずに、既にオープンされているMATLABプロセスを使います。


 FortranアプリケーションからのMATLABの呼び出し エンジンプログラムのコンパイルとリンク