外部インタフェース/API    

複素データの操作

MATLABは、複素数倍精度データを2つの数値ベクトルとして格納します。1つは実数データを含み、もう1つは虚数データを含みます。APIは2つの関数、mxCopyPtrToComplex16mxCopyComplex16ToPtrを提供し、MATLABデータをcomplex*16Fortran配列にコピーします。

つぎの例は、2つの(長さ3の)複素ベクトルの畳込みを行います。

MATLABプロンプトでつぎの数値を入力します。

そして新しいMEX-ファイルを呼び込みます。

結果はつぎのようになります。

これは、MATLAB組込み関数conv.mの結果と一致します。


 複数の入出力を渡す メモリのダイナミックな割り当て