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Erase Mode法

フレームからフレームへの変化が最小となる単純な長い一連のプロットに対して、EraseMode プロパティの利用が適切です。ここで、Brown運動のシミュレーションの例を示します。以下のように点数を指定します。

そして、以下のように温度または速度を指定します。

これら2つのパラメータに対する最良値は、ユーザが使用するコンピュータの速度に依存しています。-1/2 と +1/2 の範囲で(x,y) 座標系で n 個のランダムな点を作成します。

一辺が-1から1の正方形内に点をプロットします。点を表すベクトルに対するハンドル番号を保存し、その EraseModexor を設定します。これは、1つの点の座標が変化したとき、プロット図全体を書き換えないことを意味しています。また、"排他的論理和"演算を使って、一つの点が囲むバックグランドカラーをリストアします。

さて、アニメーションを始めましょう。Ctrl-c を入力するまで停止しない無限 while ループがあります。ループが繰り返される度に、正規分布するランダムノイズが点を表す座標に加えられます。それで、全体が新しいプロットを作成する代わりに、オリジナルプロットの XDataYData プロパティを単に変化させます。

点の一部が正方形の外部に生じるのにどのくらいかかりますか?全ての点が正方形の外部になるのにどのくらいかかりますか?


  アニメーション ムービーの作成