Graphics    

ユーザデータのプロット

プレゼンテーショングラフィックスのニーズに合うようにグラフを作成するプロセスについて、次の表で示します。下の表は代表的な7つのステップとそれぞれに対するサンプルコードを示したものです。

解析のみを行う場合、様々なグラフを表示してデータを調べることもできます。この場合、必要なのはステップ1とステップ3のみです。プレゼンテーショングラフィックスを作成する場合、ページ上でグラフの位置を決め、ラインスタイルやカラーを設定し、注釈を加え、他の改良を行うことによって、グラフの微調整を行うことができます。

ステップ
代表的なコード

  1. データの準備



x = 0:0.2:12;
y1 = bessel(1,x);
y2 = bessel(2,x);
y3 = bessel(3,x);

  1. ウィンドウの選択とウィンドウ内でのプロット領域の位置決定
figure(1)
subplot(2,2,1)

  1. 基本プロット関数の呼出し
h = plot(x,y1,x,y2,x,y3);

  1. ラインおよびマーカ特性の選択
set(h,'LineWidth',2,{'LineStyle'},{'--';':';'-.'})
set(h,{'Color'},{'r';'g';'b'})

  1. 軸範囲、目盛り、グリッドラインの設定
axis([0 12 -0.5 1])
grid on

  1. 軸ラベル、凡例、テキストによるグラフの注釈
xlabel('Time')
ylabel('Amplitude')
legend(h,'First','Second','Third')
title('Bessel Functions')
[y,ix] = min(y1);
text(x(ix),y,'First Min \rightarrow',...
             'HorizontalAlignment','right')

  1. グラフの印刷
print -depsc -tiff -r200 myplot


  MATLAB グラフィックスの概要 プロット内容の分解