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8-ビットと16-ビットのインデックス付きイメージ

Xのクラスが、uint8またはuint16の場合、その値は、カラーマップインデックスとして使う前に1だけオフセットを適用します。値0は、カラーマップの最初の行を、値1はカラーマップの2番目の行、等々示します。imageコマンドは、適切なオフセットを自動的に適用して、Xが、doubleuint8uint16に拘わらず同じ表示方法を使います。

uint8uint16データに対するカラーマップインデックスオフセットは、標準のグラフィックファイルフォーマットをサポートしようとします。すなわち、イメージデータを256の要素をもったカラーマップをもったインデックス型にストアします。オフセットは、よりメモリ効率の良いuint8uint16配列を使って、MATLABの中でこの型のイメージを取り扱い、表示させることができるようにするものです。

オフセットのために、uint8uint16のインデックスイメージをdoubleに変換するのに1を加えます。たとえば、

逆に、doubleのインデックス付きイメージをuint8またはuint16に変換するには、1を引きます。

演算の順番は、示している通りでなければなりません。これは、MATLABの数学演算が、uint8uint16配列上で機能しないからです。


 8-ビット、16-ビットイメージ処理 8-ビットと16-ビットの強度イメージ