外部インタフェース/API リファレンス    
mexGetMatrixPtr

呼び出し側のワークスペース内のmxArrayのポインタを取得

Fortran 言語表示

引数
name
   呼び出し側のワークスペースから取得するmxArray名。

戻り値

MATLABがもっているmxArrayのポインタ。

詳細

mexGetMatrixPtrは、呼び出している関数のローカルなワークスペースで指定した名前をもつmxArrayのポインタを出力します。これにより、MEX-ファイルから直接MATLABワークスペースの変数を読み込み、変更することができます。

mexGetMatrixPtr関数によって得られるmxArrayの、実部、虚部、スパース構造体を含むどの部分に関連するメモリも開放しないでください。この関数で得られたmxArrayは、MATLAB自身の内部メカニズムによって管理され、それらを変更した場合にはMATLABは直ちにクラッシュします。

mexGetMatrixPtrは、mxArrayが同じサイズ、複雑度、スパース性のままである場合に、ワークスペース内のmxArrayから値を読み込んだり、それらの値を変更するために用いられます。

呼び出し関数によってグローバルと定義されていないグローバル変数のポインタを取得するには、最初にmexEvalString("global varname")の形式の呼び出しによってグローバルと宣言してください。


 mexGetMatrix mexGetNaN