外部インタフェース/API リファレンス    
mexGetFull

Fortranワークスペース内で倍精度mxArrayの成分を取得するルーチン

Fortran 言語表示

引数
name
   ワークスペースから取得するmxArray名。

m
   行の大きさ。

n
   列の大きさ。

pr
   実部のポインタ。

pi
   虚部のポインタ。

戻り値

成功した場合は0、そうでない場合は1。

詳細

mexGetFullは、呼び出し側のワークスペースから、倍精度mxArrayのデータをコピーする方法を提供します。これは、mexGetMatrixの代わりであり、mxArray構造体の利用を必要としません。

mexGetFullは、指定したmxArrayを呼び出し側のワークスペースから読み込み、m, n, pr, piによって指定された位置にそれぞれ、行の大きさ、列の大きさ、実数配列のポインタ、虚数配列のポインタを設定します。その後、mxCopyPtrToReal8を利用して、ポインタからFortranワークスペースへデータをコピーできます。

mexGetFullは、mxCallocを使って実数配列と虚数配列に対するメモリを割り当てます。終了したときにメモリを開放するには、mxFreeを利用します。

mxArrayが純粋に実数ならば、虚数のポインタには0が与えられます。

参考

mxGetName, mxGetPr, mxGetPi


 mexGetEps mexGetGlobal