Virtual Reality Toolbox Release Notes    

旧リリースからのアップグレード

本節では、Virtual Reality Toolbox 2.0 からVersion 3.0 への移行に関するアップグレードの問題を説明します。

カスタマイズされたV-Realmオブジェクトライブラリ

PCプラットフォーム上で、Virtual Reality Toolbox 2.0 を利用してV-Realmにオブジェクトライブラリを作成した場合は、MATLABを削除するとこれらのカスタムライブラリも削除されます。旧バージョンのMATLABをアンインストールする前にこれらのライブラリを保存する必要があります。

  1. <MATLAB root>\toolbox\vr\vrealmディレクトリの内容をシステム上の別の位置に保存します。
  2. 旧バージョンのMATLABをアンインストールします。
  3. MATLAB 6.5 (Release 13)をインストールします。
  4. 以下のコマンドを使ってV-Realmをインストールします。
  5. 古いvrealmディレクトリのファイルを新規のvrealmディレクトリに保存します。

MATLAB 6.5 (Release 13) は、従来のバージョンのMATLABと同じディレクトリ構造をもちます。ディレクトリ構造が同一でない場合は、システムのvrbuild2.iniを検索してください。このファイル内の相対パスを編集して、MATLAB 6.5 のディレクトリ構造を反映させてください。

ファイルを新規のvrealmディレクトリに移動し、vrbuild2.iniファイルをカスタマイズした後には、V-Realmエディタを再インストールしないでください。以下のコマンド

は、既存のvrbuild2.iniファイルをデフォルトのテンプレートファイルと置き換えます。


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