MATLAB Release Notes    

開発環境のアップグレードの問題

MATLAB 6.1からMATLAB 6.5へのアップグレードの問題は、開発環境機能の点については、以下で説明します。

デスクトップツールにより利用されるファイルの移植

デスクトップツールに関連するファイルは、Release 12.1からRelease 13へのアップグレード時に維持されています。特に、preferences, .iniファイル、ヘルプのお気に入り、デスクトップツールバーのカレントディレクトリエントリ、カレントディレクトリブラウザのドロップダウンリストは維持されています。しかし、Release 13 ファイルの位置がRelease 12のファイルの位置と異なる場合は、不正なカレントディレクトリエントリになる場合はがあります。

pathdef.m.   Release 13において既存のpathdef.mファイルを利用したい場合は、Release 13をインストールする前に$matlabroot以外の位置に保存し、インストール後にコピーしてください。

ヘルプブラウザのお気に入り.   MATLAB 6.0または6.1のヘルプブラウザのドキュメントに対して作成したお気に入りを利用する場合は、それらのお気に入りはMATLAB 6.5では不正確な、または無効な位置をポイントする場合があります。無効なお気に入りを削除し、再度お気に入りを追加する必要があります。

エディタ/デバッガ

デバッグモードでは保存できません.   M-ファイルへの変更はデバッグモード中は保存できません。最初にデバッグモードを終了してからファイルを保存してください。

サブ関数はアルファベット順に並べられます.   ツールバーのfunctionボタンを押したとき、サブ関数はアルファベット順にリストされます。従来は、M-ファイル内に現われた順でリストされました。

クリアの代わりに削除を利用してください.   編集 -> クリアメニューアイテムは削除されました。代わりに、編集-> 削除を利用してください。

editの廃止された形式.   edit fun1 in fun2およびedit fun(a,b,c)はサポートされません。

行番号付きの印刷.   行番号付きの印刷設定を選択するときは、`end'ステートメントは一番下に印刷されません。


  旧リリースからのアップグレード 数学機能のアップグレードの問題