R12 Release Notes

グラフィカルユーザインタフェースの作成機能

新規のグラフィカルユーザインタフェース開発環境

MATLABのグラフィカルユーザインタフェース開発環境であるGUIDEは、MATLAB 5.3以降、再設計されています。グラフィカルユーザインタフェース(GUI)作成用、あるいは視覚的なインタフェース用のGUIDEツールセットは以下で構成されます。

• レイアウトエディタ - figureウィンドウ内のオブジェクトを追加および設定します。
• オブジェクト配列ツール - オブジェクトの配置を調節します。
• プロパティインスペクター - プロパティ値を調査し設定します。
• オブジェクトブラウザ - カレントのMATLABセッションにあるHandle Graphicsオブジェクトの階層的なリストを表示します。
• メニューエディタ - ウィンドウメニューとコンテキストメニューを作成します。

これらのすべてのツールは、レイアウトエディタからアクセスします。レイアウトエディタを起動するには、guideコマンドを利用します。

新規のコードアーキテクチャ

GUIDEは、FIG-ファイルを使って、GUIをプログラミングするM-ファイルとは別にレイアウト情報を保存します。この方法は、以下の利点があります。

• GUIのロードの高速化
• 生成コードは、以下のようなGUIプログラミング手法を設定するアプリケーションオプションを使って、アプリケーションM-ファイルの枠組みを提供します。
• GUIのfigureサイズ、スクリーンの位置、色、フォントに関するクロスプラットフォームの互換性
• グローバル変数を保存せずに、またはfindobjを使わずにオブジェクトハンドルにアクセス
• GUIの単数または複数のインスタンス
• コールバックルーチン用の関数プロトタイプ
• アプリケーションプログラムへのGUI switchyard

詳細は、MATLABドキュメントのグラフィカルユーザインタフェースの作成を参照してください。

外部インタフェース/API関数

主なバグフィックス